
~パネライのメンテナンス事情~オーバーホールはいつ必要?
皆さんこんにちは!
パネライ金沢ブティックの石倉です!
私の地元の方では7月から8月にかけて毎週のようにどこかでお祭りが行われています。
なので、最近の帰宅時には笛や太鼓の音色が聞こえてくるのでやっと夏を感じております!!
震災後2度目の夏ではありますが、まだまだ復興は間に合っておりません…
しかし、そんな状況でもお祭り大好きな能登の方々は精一杯の笑顔でお祭りを楽しんでおります!
どこの地域の方でも観客のたくさんの声に支えられながらお祭りをしていると思うので、ぜひ近くに行かれることがありましたら寄ってみてください!
逆に元気をもらえるかもしれませんよ!

さて、今回はパネライのテーマは
「~パネライのメンテナンス事情~オーバーホールはいつ必要?」
になります。
まず、オーバーホールとは?という所を簡単に説明させていただきます!
機械式時計をお持ちの方は聞きなじみのあるワードだとは思いますが、1本目の方やまだ持ったことがない方はあまり聞いたことがないと思います。
車に車検があるように、機械式腕時計も定期的にメンテナンスをしないと調子が悪くなってしまうのです…
長年使用していると、時計の中にあるゼンマイが少しずつすり減ったり、オイルが乾いてきたりします。
そうすることによって一生使える物なのに寿命が来てしまうこともあるのです!
そんなオーバーホールの内容とは何なのでしょう??

1.完全分解・洗浄
ムーブメントを細部まで分解し、超音波洗浄で古い油分と汚れを落とします。
同工程中にケースやブレスも超音波で洗浄します。ここで、劣化した部品は交換されます。
2.組み立て・精度点検
ここで少なくなっていたオイルを追加しながら組み立てます。
同時に防水性、歩度、パワーリザーブ、精度を検査します。
3.ポリッシング
ケースやブレスの細かな傷から深い傷まで全て綺麗にします。
こちらの工程は、時計の経年変化を楽しみたい方にはオススメしません。
パネライオーナーは傷を傷と認識せず、味や記憶、思い出などと認識される方が多くいらっしゃいます。
なぜなら、ミリタリーウォッチであり無骨でかっこいい時計なので、エイジングがより美しさを際立ててくれるのです!
こちらのオーバーホールを公式では4~5年に1度をおすすめしております。
しかしなにか気になるところや異変を感じたら早めに見てもらうのがベストです!
パネライの保証期間は8年という長い期間がありますのでお気軽にお持ちください。
一生を共にする機械式時計をより長く大切に育てていくために定期的なメンテナンスはとても大事です。
少しでも気になることがありましたらぜひ、パネライ金沢ブティックまでお越しくださいませ。
【パネライ金沢ブティック】
営業時間/平日12:00~19:00/土日、祝11:00~19:00
定休日/水曜日
TEL:076-204-7747