
「パネライを守る最強コーティング:DLC加工とは?」
皆さんこんにちは!
パネライ金沢ブティックの石倉です。
最近の石川県は急激に寒さが増し秋が近づいてきました。
秋といえば美味しいものがたくさん出てくる季節です!!
食べるのが大好きな石倉はこの季節の休みの日には少し遠出をして旬のものをいただくのが趣味になりつつあります!
なので北陸の美味しいお店や行ってきて欲しいお店などあったらぜひ、教えていただきたいです!
私もおすすめのお店が出来ましたらどんどんご紹介したいと思います!
さて、本日のブログはケース加工方法について書いていこうかなと思います。
石倉は入社してから1年とちょっと経ちます!入社したての時はこういった特殊素材などを題材にブログを書かせて頂いておりました!なので、久々の時計ではない所ににスポットをあてた投稿になります。少しでも皆さんの参考になればいいなと思います!

パネライはイタリア海軍特殊潜水部隊に時計を供給していた過去をもっており、独特なデザインとタフな性能で知られています。その中でも、近年増えてきているのがDLC加工を施されたモデルになります!パネライの最新モデルにも採用されており、機械式時計の世界で注目をされるこの技術は単なるデザインの為だけではないのです。そんなパネライのDLC加工の魅力について深ぼっていきたいと思います!
DLC加工とは?

DLCとは【ダイヤモンド ライクカーボン コーティング】の略になります!
時計のケース表面にカーボンのとても薄い膜をコーティングする技術の事です。名前の通り「ダイヤモンドのように硬い」という特徴を持っており、耐摩耗性に優れています!機械式時計を長く愛用される際に、この強度はとても大きなメリットになるのです!
PVD加工との違いは?

時計のブラックコーティングといえばPVD加工も有名です!現にパネライの新作モデルである「PAM05218 ルミノールマリーナミリターレ」は1990年代の復刻モデルになるんですが、当時のモデルはPVD加工を施しておりました!
PVD加工は軽量かつ発色がとても美しいです。そのためカラーバリエーションも豊富なうえコスト面でも優れております!デザインの自由度が高いのがこの加工方法の魅力でしょう。しかし、長期間の使用で摩耗する可能性がゼロではないのが弱点です。
一方DLC加工は耐傷性・耐摩耗性に非常に強く過酷な環境でも美しさを保ちます。マットな質感で高級感があり、長く使用することによって魅力が増す仕上がりをしています。しかし、加工が難しくコストが高くなってしまうという弱点の他に、カラーバリエーションが主にブラック中心しか製造できないという弱みもあります。
長年受け継がれてきた伝統の加工方法、最新技術を活かした加工方法。どちらもとても素晴らしい良さや弱点がありどっちの方が優れていると優劣を付けられないほどの技術であります。なので、何を求めるかによって選び方は変わってくるのです。
そんな中、今回わたしはDLC加工を推させていただきます!
その理由がこちらになります!

1.圧倒的な耐傷性、耐摩耗性
序盤の方でもお伝えした通り、DLC加工を施した金属はダイヤモンド並みの硬度をもちます。日常使いのちょっとした衝撃や擦れでは傷がつかないといってもいいでしょう!そのため、時計の美しさを長期間保つことが出来ます。プラスで海水や汗などの摩耗にも強いのでアウトドアやスポーツなどでも活躍できます!
2.高級感あふれるマットな質感
深みのあるマットなブラックカラーの仕上がりが特徴で、ギラつきがないため上品さを醸し出しております。そのため、ビジネスシーンからフォーマルなシーンまで幅広く合わせることが出来ます!!
3.最新モデルに採用!
パネライの最新作モデルにはDLC加工が搭載されています。軍用時計としての歴史を持ち、過酷な環境下でも堅牢性と視認性を誇ってきたパネライですがその信頼性は揺るぎません。だからこそ、パネライが採用するDLC加工には確かな価値と安心感があるのです!!
いつもとは違う角度でのご紹介ブログとはなりますが、いかがでしたでしょうか?
少しでも皆様の参考になれればと思います!
また来週もお楽しみに~!