クエルボ・イ・ソブリノスの最も象徴的なモデルである「プロミネンテ」は、最大級の大きさを誇るキューバ産シガーの名を冠して1938年に誕生、その後多くの時計愛好家たちに親しまれてきました。このモデルの誕生85周年を記念し、ケースの形状をアップデートしました。
「プロミネンテ　ダブルテンポ」は2つの独立したムーブメントを搭載しているのが最大の特徴です。通常のGMTで表示することができない、2つの時間帯での30分または45分のずれを表示することができます。（例えばインドのコルカタの時刻はGMT+5:30です。）
ケースは、クエルボ・イ・ソブリノス誕生の地、ハバナの建築物に大きな影響を与えた装飾様式であるアールデコにインスピレーションを受けています。
今回のリミテッドエディション発売に合わせて、ケースに改良を加え、側面はより滑らかな曲線を描いて、そのエレガントな外観をさらに高めています。
ダイヤルはキューバの夕暮れをイメージしたサーモンカラーに染まり、繊細なギョーシェ彫りを際立たせています。
ブレゲスタイルの時針と分針にはルミナイト加工が施され、薄暗い場所での視認性を高めています。アラビア数字はスタイリッシュさを感じさせ、針とともにガンメタルグレーで統一されています。
ケース内には、Sellita SW100をベースにしたキャリバーCyS 8125と、ETA 2671をベースにしたキャリバーCyS 5025の2つのスイス製自動巻ムーブメントが搭載されており、CyS 5025は、24時間表示を実現するために自社で改良を加えました。
それぞれのムーブメントに、扇形の装飾とCySのエングレービングが施されたローターが備わっています。
「プロミネンテ ダブルテンポ　サーモンダイヤル　リミテッドエディション」は、「プロミネンテ・ ダブルテンポ」に新たな光を当て、アイコニックなモデルを尊重しながらも、その魅力をさらに高めました。
1938年にプロミネンテが発売された年にちなんで世界138本の限定生産です。