【WING VOICE】Vol.5 グランドセイコー〖Grand Seiko〗2026年新作、エボリューション9の主力モデルが一気にアップデート
グランドセイコーから、2026年秋に発売される[Evolution 9 Collection]の新作が発表されました。
今回登場するのは、人気の「白樺」や「諏訪湖」といったグランドセイコーを代表するデザインをベースに、素材、ムーブメント、サイズ、ブレスレットなどをアップデートしたモデルです。
まったく新しい時計を作ったというより、
「すでに良いものを、さらに使いやすくする。」
そんな進化ですね。
個人的には、こういうアップデートはかなり好きです。
時計って、新しいものを作れば必ず良くなるわけではなく、完成度の高いデザインは残しながら、実際に所有した時に気になる部分を少しずつ良くしていく方が、長く使う時計としては大事だったりします。
今回WINGでご紹介できるのは、
スプリングドライブ4モデル
メカニカル3モデル
の合計7本。
「白樺」「諏訪湖」がどう変わったのか、1本ずつ見ていきます。

まずはスプリングドライブの新作4モデル
SLGB013|朝の諏訪湖を表現したブルーダイヤル


品番:SLGB013
価格:¥1,386,000(税込)
発売予定:2026年9月5日
ケース径:40mm
まずはこちら。
今回の中でも、かなり人気が出そうなのが[SLGB013]です。
ダイヤルのモチーフは、グランドセイコーではお馴染みの諏訪湖。
ただ、これまでの諏訪湖モデルとまったく同じではなく、今回は朝陽が湖面に反射してきらめく情景をイメージした、少し明るめのブルーダイヤルになっています。
写真を見るだけでもかなり表情がありますが、こういうグランドセイコーの文字盤は実物を見ると印象が変わるんですよね。
光の入り方ひとつで色が変わる。
この辺りは、やっぱり写真だけでは伝わりにくいところです。
ケースには、通常のステンレススチールより白く輝き、耐食性にも優れたエバーブリリアントスチールを採用。
40mmというサイズも、Evolution 9らしい存在感をしっかり楽しめるサイズです。

SLGB015|待っていた人も多い37mmの“水面”

品番:SLGB015
価格:¥1,386,000(税込)
発売予定:2026年9月5日
ケース径:37mm
そして今回、個人的にかなり注目しているのがこちら。
先ほどのSLGB013と同じ諏訪湖を表現したダイヤルを使いながら、ケース径を37mmまで小さくしています。
これは待っていた方、多いんじゃないでしょうか。
最近は時計全体で小径化が進んでいて、40mm前後が当たり前だったスポーティーなモデルでも、36〜38mmくらいを選ぶ方がかなり増えました。
グランドセイコーのこのデザインを37mmで作ると、一気に上品な印象になると思います。
数字だけを見ると3mmの違いですが、時計の3mmは結構大きい。
実際に腕に乗せると、SLGB013とはかなり違った印象になるはずです。
「大きいグランドセイコーは少し苦手だった」という方にも、一度見ていただきたいですね。

SLGB007|夜の諏訪湖を表現したブラックダイヤル

品番:SLGB007
価格:¥1,518,000(税込)
発売予定:2026年9月5日
こちらも諏訪湖がモチーフですが、雰囲気は一気に変わります。
テーマは、
「月明かりに照らされた夜の諏訪湖」。
ブラックをベースにグラデーションと放射目を組み合わせることで、月明かりが湖面を照らしているような表情を作っています。
そしてケースとブレスレットにはブライトチタンを採用。
ステンレススチールより約30%軽いため、40mmクラスの時計でもかなり軽快に使えます。
個人的には、今回の7本の中で一番スポーティーに使えるモデルかなと思います。
黒文字盤だから合わせやすい。
でも、普通の黒ではない。
この**「よく見ると全然違う」**という感じが、グランドセイコーらしいですね。

SLGB009|スプリングドライブ版“白樺”

品番:SLGB009
価格:¥1,386,000(税込)
発売予定:2026年9月5日
そして、やっぱり外せないのが白樺です。
信州 時の匠工房の近くに広がる白樺林から着想を得た、グランドセイコーを代表するダイヤルデザイン。
このモデルに搭載されるのは、スプリングドライブU.F.A.[キャリバー9RB2]。
精度はなんと、
年差±20秒。
月差ではありません。
年差です。
機械式時計と同じようにぜんまいを動力源にしながら、この精度を実現しているというのがスプリングドライブの面白さですが、その中でもU.F.A.はさらに一段上。
グランドセイコーが長年追い続けてきた、
「正確な時計を作る。」
という考え方を象徴するムーブメントだと思います。

ちなみにWINGでは、これまでもグランドセイコーの「白樺」や日本の自然を表現したダイヤルについて紹介しています。
白樺ダイヤルの違いを知りたい方は、こちらもぜひご覧ください。
続いてメカニカルの新作3モデル
SLGH029|“黒樺”をブライトチタンで

品番:SLGH029
価格:¥1,518,000(税込)
発売予定:2026年10月9日
ここからはメカニカルモデルです。
まずは通称「黒樺」と呼ばれる[SLGH029]。
白樺林をモチーフにした力強い型打ちダイヤルをブラックで仕上げ、ケースとブレスレットにはブライトチタンを採用しています。
搭載されるムーブメントは[キャリバー9SA5]。
毎時36,000振動のハイビートでありながら、約80時間のパワーリザーブを確保しています。
個人的にこの時計は、写真より腕に乗せた方が格好良いタイプだと思います。
黒文字盤にチタンなので少しスポーティー。
でもケースの仕上げを見ると、やっぱりグランドセイコー。
ラフにも使えるけど、ちゃんと高級感がある。
このバランスがいいですね。

SLGH033|白樺ダイヤルをグリーンで表現

品番:SLGH033
価格:¥1,386,000(税込)
発売予定:2026年10月9日
これも面白いです。
白樺の型打ち模様をベースにしながら、今回は新緑をイメージしたグリーンダイヤルを採用しています。
最近はグリーン文字盤もかなり増えましたが、グランドセイコーの場合、ただ流行の色を使うというより、必ず日本の自然や情景につなげてくる。
そこが面白いところです。
白樺の白い幹の間から見える新緑。
そう言われて改めて文字盤を見ると、確かにそう見えてくるんですよね。
単に「緑色の時計」で終わらせない。
この辺りのストーリー作りも、グランドセイコーは本当に上手いと思います。

SLGH031|そして、新しくなった“白樺”

品番:SLGH031
価格:¥1,386,000(税込)
発売予定:2026年10月9日
最後は、やっぱりこれ。
グランドセイコーを代表するモデルの一つになった「白樺」の新型です。
前作[SLGH005]は2021年のジュネーブ・ウォッチ・グランプリでメンズウォッチ部門賞を受賞し、日本だけでなく海外でもグランドセイコーの存在感を高めた一本でした。
その完成度の高いデザインは大きく変えず、今回はケースとブレスレットをエバーブリリアントスチールへ変更し、新しい微調整機構付きの中留を採用しています。

搭載されるのはもちろん[キャリバー9SA5]。
毎時36,000振動、約80時間パワーリザーブという、現在のグランドセイコーを代表する機械式ムーブメントです。
正直、この時計は無理に大きく変えなくていいと思うんですよね。
白樺の魅力はすでに完成されている。
だから今回は、素材や装着感など、実際に所有した時に感じる部分をアップデートした。
こういう進化の方が自然だと思います。

以前の白樺[SLGH005]については、WINGでも何度もご紹介してきました。
→ グランドセイコーマスターショップに認定|SLGH005“白樺”を紹介
新旧を見比べてみるのも面白いですね。
今回一番大きい進化は、実はブレスレットかもしれません
2mm単位で調整できる新しい中留
今回の新作を見て、個人的に一番いいなと思ったのが中留の変更です。
すべてのモデルに、
2mm単位で3段階、合計6mmを工具なしで調整できる微調整機構
が採用されました。

これ、文章だけだと地味なんですが、実際に時計を使うとかなり大きいです。
夏と冬でも腕周りは変わりますし、朝と夕方でも微妙に違う。
高級時計ほどブレスレットのフィット感は重要なので、個人的にはこういう改良こそ嬉しいですね。
さらに40mmモデルではブレスレットのテーパーも強くなり、ケースからバックルまでの流れもより自然になっています。
見た目の新しさより、
「毎日使った時にちゃんと良くなっている。」
今回のEvolution 9は、そこが一番大きなポイントかもしれません。
「新作」だけど、変えすぎていない
今回の7本を見て感じるのは、
グランドセイコーがEvolution 9を、本当の定番にしようとしている。
ということです。
白樺も、諏訪湖も、もう一度ゼロから作り直したわけではありません。
良いデザインは残す。
その上でムーブメントを進化させ、素材を良くし、サイズの選択肢を増やし、ブレスレットを使いやすくする。
時計を何十年も使うことを考えると、こういうアップデートはかなり好感が持てます。
そして今回、個人的に気になるのは37mmの[SLGB015]。
王道なら[SLGH031]。
少し人と違うものなら[SLGB007]もかなり良さそうです。
どれが一番いいかは、正直写真だけでは決められないですね。
写真だけでは分からないのが、グランドセイコーです
グランドセイコーの時計は、ダイヤルの色、ケースの仕上げ、そして腕に乗せた時のサイズ感で印象が大きく変わります。
特に今回のSLGB013とSLGB015は、同じデザインでも40mmと37mm。
ここは実物を腕に乗せて比べてみたいところです。
WING金沢店はグランドセイコーのマスターショップとして、対象モデルをご案内しています。
9月、10月と順次発売予定となっていますので、気になるモデルがございましたら、ぜひWING店頭でスタッフまでご相談ください。
写真で見るだけでは分からないのが、グランドセイコーです。
ぜひ実際に腕に乗せて、ダイヤルの表情やサイズ感を見比べてみてください。
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グランドセイコーをWINGで見る
WING金沢店では、グランドセイコーのさまざまなコレクションをご覧いただけます。
白樺や諏訪湖をはじめ、写真だけでは伝わりにくい文字盤の仕上げや、スプリングドライブの滑らかな秒針の動き、ケースサイズによる装着感の違いまで、ぜひ実物で比較してみてください。
気になるモデルがございましたら、お気軽にスタッフまでお問い合わせください。