【WING VOICE】Vol.15 ロジェ・デュブイ新作 DBEX1209|40mmのエクスカリバー バイレトログラード カレンダーを徹底解説
ロジェ・デュブイから、かなり気になる新作が登場しました。
今回発表されたのは、
[エクスカリバー バイレトログラード カレンダー]
Ref. DBEX1209
¥7,216,000(税込)
40mmのステンレススティールケースに、深いブルーの多層ダイヤル、そしてロジェ・デュブイを象徴するバイレトログラード表示を組み合わせたモデルです。

最初に写真を見た時、
「これ、かなり良くないですか?」
と思いました。
ロジェ・デュブイというと、スケルトンやトゥールビヨンなど、良い意味でかなり振り切った時計を想像する方も多いと思いますが、今回は40mm、ステンレス、ブレスレット、100m防水と、かなり日常使いしやすい方向に寄せています。
それでも見た瞬間にロジェ・デュブイだと分かる。
このバランスがすごくいいです。
この“コズミックブルー”がいい
今回の大きな特徴が、深いブルーの多層ダイヤルです。
ロジェ・デュブイはこの色を**「コズミックブルー」**と呼んでいて、単純に青く塗っただけではなく、複数のパーツや仕上げを重ねることで立体感を作っています。

公式では7層構造とされていて、サンブラッシュやサーキュラーブラッシュ、さらにその下から見えるオープンワークのムーブメントまで含めて、かなり奥行きのある表情になっています。
こういう時計は、写真より実物の方がかなり良さそうです。
ロジェ・デュブイらしい、バイレトログラード
この時計で一番特徴的なのが、12時側に配置された左右対称の表示です。
左側が曜日、右側が日付。
針が扇形の目盛りを進み、端まで行くと瞬時にスタート位置へ戻るのがレトログラードで、それが左右に2つあるのでバイレトログラード。
しかもこの機構は、ブランド創業前の1989年にロジェ・デュブイ氏自身が特許を取得したことにもつながる、かなり象徴的な機構です。
つまり今回のモデルは、単に新しいデザインというより、
昔のロジェ・デュブイと、今のロジェ・デュブイをつないだ一本
とも言えると思います。

40mmというサイズがかなりいい
個人的に一番注目しているのが、ケース径40mmという点です。
エクスカリバーは42mm以上の存在感あるモデルも多く、少し大きいと感じていた方もいたと思います。
そこを40mmにして、ステンレスブレスレット、100m防水、さらにブルーのラバーストラップも付属。
ロジェ・デュブイらしい強さは残しながら、かなり使いやすくなっています。
搭載するのは自動巻きキャリバー[RD840]で、約60時間のパワーリザーブ、もちろんジュネーブ・シール認証です。
700万円を超える時計ではありますが、
「すごい時計を作る」だけではなく、「実際に使えるすごい時計」にしてきた
というところが今回かなり面白いと思います。
個人的には、最近のロジェ・デュブイでかなり好き
ロジェ・デュブイの時計は、一目で普通ではないことが分かるくらい個性が強い。
だからこそ「格好良いけど、自分には少し派手かな」と思っていた方もいると思います。
今回のDBEX1209は、エクスカリバーらしいケースデザインやオープンダイヤル、バイレトログラードという個性をしっかり残しながら、40mmとブルーでかなり落ち着いた印象になっています。
派手じゃないロジェ・デュブイではなく、ロジェ・デュブイらしいのに使いやすい。
この違いは結構大きいです。
個人的には、ここ数年のエクスカリバーの中でもかなり好きな一本です。

ロジェ・デュブイをWINGで見る
WING金沢店ではロジェ・デュブイを取り扱っています。
写真では分かりにくいケースの立体感やムーブメントの仕上げ、実際のサイズ感まで、ぜひ実物で見てみてください。