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白山店

SEIKO Alpinistをスタッフが実際に使用レビュー

斎田 大地

こんにちは。斎田です。

今回は、一人の時計ユーザーとして、私が実際に8ヶ月ほど使用している「SEIKO Alpinist(アルピニスト)SBDC091」について書いてみようと思います。時計店で働いていると、どうしても時計を紹介するときに、「このモデルは○○という機能があって……」「こちらは○○という歴史があって……」と、商品のスペックやブランドの話が中心になりがちです。もちろん、それも時計を選ぶうえでは大切なことです。ただ、実際に自分で時計を買って、毎日のように着けてみると、意外と気になるのは違う部分だったりします。「結局、普段使いやすいの?」今回はそんなところを中心に、実際に使ってみて、僕自身がどう感じたのかを正直に書いていきます。あくまで個人的な感想ですので、これからアルピニストを検討している方の参考になれば嬉しいです。

私が感じたアルピニストの魅力
「今日はこの時計でいいかな」ではなくて「今日はこれを着けよう」と思えるところ。
私にとっては、それが一番大きかったのかもしれません。高級時計だから大切に使うだけじゃない。時計として使うなら、ある程度ラフに付き合いたい。「ラフに使える、ちょうどいい個性」がこの時計の魅力だと感じました。アルピニストには新色も登場しております。ブログ最下部のリンクからぜひチェックしてみてください。私が使用しているSBDC091と新色を実際に見比べてみると、文字盤の色や雰囲気の違いも分かりやすいと思います。写真だけでは分からない色味や、腕に着けたときのサイズ感、ストラップとの組み合わせた雰囲気なども、実物なら確認できます。「アルピニスト、ちょっと気になるな」という方は、ぜひ一度店頭で見てみてください。リアルな使用感についても、店頭でお気軽にお声がけください。
一人のユーザーとして、アルピニストのことをお話し出来れば嬉しいです。

そもそも、なぜアルピニストを選んだのか。

私がこの時計を選んだ理由は、かなりシンプルです。デザインが好きだったから。もちろんアルピニストがどういう時計なのかという背景や、アウトドアを意識したデザイン、機械式時計としてのスペックなども知っています。でも正直、自分が時計を買うときって、そこまで難しく考えていないんですよね。「これ、カッコいいな。」「これを着けたいな。」まずはそこです。グリーンの文字盤にゴールドカラーのインデックスや針が組み合わされています。
個人的には、この色の組み合わせがかなり好きでした。グリーンの時計というと、どうしてもカジュアルな印象が強くなりそうですが、アルピニストの場合はケースの質感や文字盤の仕上げ、ゴールドカラーのパーツによって、思ったよりも大人っぽく、渋く見えます。ここが私にはちょうど良かった。おじいちゃんになっても、着けていたい時計と思えたからです。アウトドア系の時計なので、普段着にも合わせやすい。ジーンズやスニーカーのようなカジュアルな服装にも合いますし、少しキレイめな服装に合わせても違和感がないので割と万能です。8ヶ月使ってみて思うのは、「思っていた以上に普段使いしやすい時計だった」です。

グリーン文字盤を選んでみてどうだったか?
最高でした。光の当たり方によって表情が変わるので、室内では落ち着いたグリーンに見えて、光が当たるとサンレイ仕上げでキラっと見える。この変化が個人的には気に入っています。そして、グリーンだからといって服装を選びすぎないのも良いところ。アルピニスト自体がアウトドアスタイルを感じさせる時計なので、深いグリーンの文字盤との相性も当然良い。私の場合は、時計に合わせて服を選ぶというより、普段の服装にそのままアルピニストを着けています。そのくらい自然です。もし今もう一度選ぶとしても、私はグリーンを選ぶと思います。意外とありそうでないのがグリーン文字盤ですから。

純正ストラップからNATOストラップへ変更
最初は純正ストラップで使用していましたが、途中からNATOストラップに変更しました。アルピニストは、アウトドアデザイン×NATOストラップを合わせると、さらにその雰囲気が強くなります。私が使っているのは、写真のようなベージュ系の艶のあるNATOストラップ。時計自体はケースがしっかりしているので、NATOストラップにしても安っぽく見えません。むしろ、個人的にはこのくらいカジュアルに振った方がアルピニストらしい気がしています。時計は同じでもストラップを変えるだけで雰囲気がかなり変わります。革ベルトなら、また少し大人っぽくなる。ブレスレットなら、高級感。一本の時計でいろいろ遊べるのは、アルピニストの面白いところだと思います。価格帯は全く違いますが、パネライの時計もベルトを替えて遊びますよね、その感覚に近いかもしれません。

実際、精度ってどうなの?
機械式時計を買うと、気になる方も多いと思います。「1日にどのくらいズレるの?」僕自身は、正直なところ、普段そこまで精度を気にしていません。毎日秒単位で確認しているわけでもありません。ただ、8ヶ月使ってきた中で、だいたい1日に+10秒くらい。もちろん、使用環境やゼンマイの巻き上げ状態、姿勢、温度などによっても変わります。それでも「十分じゃない?」という感覚です。むしろ、個人的にはかなり優秀だと思っています。そもそも同じ6R35ムーブメントを搭載しているものだとキングセイコーKSKシリーズやプロスペックスダイバーシリーズ辺りになるので、値段も倍以上変わってきます。この価格帯で機械式時計を楽しめて、毎日普通に使えて、多少の時間のズレを含めて付き合っていく。「今日はちょっと進んでるな」くらいの感覚で付き合うのも機械式時計の楽しさだと思っています。時間がズレたら合わせればいい。それくらいの気持ちで使っています。

インナーベゼルは実際に使うのか?
アルピニストといえば、特徴的なのがインナーベゼルです。この機能は正直知りませんでした。そして購入した後も一度も使用したことはありません。お客様と話していて、「へぇ~、すごーい!」と見せるぐらいです。
ただ、アルピニストに限った話ではないと思っています。時計にはクロノグラフ、GMT、回転ベゼル、インナーベゼル、ムーンフェイズ表示など色々ありますが、実生活で機能をフル活用するかと言われると、ほとんど使いません。
私の場合、機械式時計の機能を実際に使う場面って、本当に少ないです。極端な話、サッポロ一番を作るときにクロノグラフを使う。そのくらいじゃないですかね。「3分測らないと!」となったときにクロノグラフをスタートさせる。インナーベゼルも、機能としては面白い。でも、日常生活で「どうしてもこれが必要」という場面は、私にはほとんどありませんでした。ただ、「使わないから意味がない」ということではなくてデザインとして気に入っています。「こっちにはこの機能がある」「防水性能がこう」「ムーブメントがこう」比較するのは楽しいです。「この機能、使わないからいらない」ではなく、「このデザインが好き。その中にこの機能も付いている」くらいの感覚でもいいのでは。そういう選び方があっていいんじゃないかなと思います。腕に着けたときに「やっぱりこれ好きだな」と思えることの方が大切にしてもいいとおもいます。

※下記リンクから、使用方法についても見てみてください。「へぇー」となるはずです。

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