こんにちは!
いつもスタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。
前回は、ノモスが生まれた「時計の聖地グラスヒュッテ」の歴史や、一から時計を自社生産する「マニュファクチュール」としての誠実さについてお話ししました。
「凄くよさそうなのはわかったけれど、なぜ初心者におすすめなの?」
そう思われた方も多いはず。
それは……結論、「シンプルが最強だから」です!!
人の好みはさまざまですが、色んな時計に寄り道した時計愛好家の方も、最終的に「一本は持っておきたい」とたどり着くのが″シンプル″な時計。これは私たち店頭スタッフも日々実感している事実です。
だからこそ、NOMOSといえばシンプルといわれているくらい、「シンプルさ」をデザインにも機械にも貫いているノモスは、間違いのない選択肢としておすすめなのです。
そこで今回お届けするのは、ノモスの原点である「手巻き」ムーブメントと、ノモスを代表するモデル「タンジェント」の魅力をご紹介します!
ノモスを代表する時計のひとつ、タンジェント。
まず、その魅力を知るうえで、ぜひ触れておきたいのが「手巻き」という仕組みです。
時計には、電池で動くもの、自動巻き、そして手巻きがあります。
手巻きは、自分でリューズを回してゼンマイを巻き上げることで時計を動かします。
「毎日巻くのは面倒そう……」
と思われるかもしれませんが、指先に伝わる心地よいクリック感を感じながら、今日を共にする動力を吹き込んでいく時間は、驚くほど愛着が湧く贅沢なひとときです。
大人の丁寧な暮らしのはじまりにふさわしい、この「ひと手間」こそが手巻きの面白さ。そこから100以上あると言われるパーツが正確に動いて時間を刻んでいきます。
手巻きは、自動巻きよりもシンプルな構造のため、機能面でも大きなメリットがあります。自動巻きに必要なローター(回転盤)がないため、時計自体を圧倒的に薄く作ることができるのです。シンプルな構造の時計だからこそ、自動巻きが主流となる現代でも、多くのモデルに手巻きが採用され、ノモスがらしさが表れているムーブメントになります。
そんな「シンプルさ」を機械にもデザインにも、大切にしているのがノモスです。
そして、その魅力を代表する時計が「タンジェント」です。
さらに詳しい手巻き時計の魅力については、こちらもご覧ください。
大人の名品「タンジェント」
腕時計好きの間で「究極のシンプルウォッチ」として絶大な支持を集めるNOMOSのアイコンである「タンジェント」は、1991年の誕生から30年以上、ほとんど姿を変えていない完成されたデザインを誇ります。
派手な装飾はないのに最高に知的でおしゃれに見える秘密は、100年以上の歴史を持つドイツの総合造形学校「バウハウス」の精神にあります。
ノモスの時計作りは「デザインは機能に従う」という思想がベースです。ここで言う機能とは「正確さ」「時間の読みやすさ」そして薄型設計による「軽快な着け心地」のこと。これらを徹底的に追求した結果、無駄を一切排除した独自のアイデンティティが生まれました。
繊細な直線と曲線を組み合わせた美しいシルエットは、身に着ける人のスマートさを引き立てます。その本質的な実用性と美しさは、ドイツの政治家たちにも愛用者が多いことからも証明されています。
派手さで誇示するのではなく、計算し尽くされた機能美という知性を纏う。トレンドに左右されず一生モノとして愛せる、まさに大人のための名品タイムピースです。
引き算の美学。「タンジェント」にクロノグラフがない⁉
極限までそぎ落とすものづくりを行っているため、文字盤に複数のインダイヤルが並ぶクロノグラフ(ストップウォッチ機能付き)のモデルは、ノモスのラインナップには原則存在しません。日付(デイト表示)でさえ、「本当に美しいデザインに必要か?」と何年も検討を重ねるほどです。
一見、どこにでもありそうなデザインに見えて、なぜタンジェントはこれほど人を惹きつけるのか。
そのこだわりを3つにまとめました。
1、バランス:数字やインデックス、針の太さや長さは、全体の調和をミリ単位で計算して配置されています。
2、独自のフォント:文字盤の数字(12、2、4、6、8、10)の書体は、バウハウスの精神を色濃く反映したノモス独自のデザインです。
3、本物の青い針:タンジェントのアイコンである青い針は、現在多くのブランドにみられるような塗装ではありません。金属を約300度の熱で熱処理し、職人が酸化被膜を作って仕上げる伝統的な焼き針(ブルースチール)です。光の当たり方で黒っぽくも、鮮やかなコバルトブルーにも表情を変えます。
こうした細かな部分まで考えられているからこそ、タンジェントはシンプルなのに、しっかりと個性があるのです。
あなたの腕にはどれが合う?タンジェントのサイズ選び
特に人気の3つの定番サイズをご紹介します。
タンジェント 35(ケース径:35.0mm / 厚さ:6.2mm)
ノモスの原点サイズ:1992年の創業当時から変わらない黄金比。男性の腕元に収まりが良く、シャツの袖口にスッと収まるわずか6.2mmの薄さは手巻きならでは。女性がマニッシュに着けるサイズとしても人気です。
タンジェント 38(ケース径:37.5mm / 厚さ:6.7mm)
現代的なスタンダード:35mmだと少し小ぶりに感じる、という男性にジャストなサイズ感。文字盤の余白が美しく広がり、よりモダンで知的な印象を与えてくれます。
タンジェント 33(ケース径:32.8mm / 厚さ:6.5mm)
シェアウォッチにも最適:やや小ぶりで、細身の男性や女性の腕に美しく馴染むサイズです。ベロア調のレザーストラップなどが組み合わされ、クラシカルな雰囲気を楽しめます。
一見すると、とてもシンプル。
でも、知れば知るほど、少しずつ魅力が見えてきます。
シンプルだからこそ、知るほどに面白い。
それがタンジェントの魅力なのかもしれません。
グラスヒュッテの歴史を知り、ノモスのものづくりを知り、そしてタンジェントをじっくり見てみる。
そうすると、最初に見たときとは少し違って見えてきます。
「シンプルなのに、ちゃんと理由がある。」
それが、ノモスの面白さだと思います。
写真では分からない文字盤の質感や、青い針の美しさ。
そして、手巻きモデルなら、リューズを巻くときの感触。
ぜひ一度、実際にタンジェントを手に取ってみてください。
「手巻きってどんな感じ?」
「タンジェントを実際に見てみたい!」
という方も、ぜひお気軽に店頭でお声がけください。
他のモデルも気になるいう方は、ぜひNOMOSの3モデルをご紹介しているこちらもご覧ください。
次回、MONOS【第3回】もお楽しみに!