所有一年目レビュー：PAM01508と私の365日
皆様こんにちは、パネライ金沢ブティックのエスターです！
今回はこれまでのブログとは少し趣向を変えて、個人的な話を語らせて頂きたいと思います。
ご存知の方も多いかと思いますが、私が所有し、毎日大切に身につけている時計はルミノールドゥエ PAM01508です。
気づかないうちに、この「大きな」買い物をしてから、すでに1年以上が経っていました。
2025年も終わりに近づいてきた今、このタイミングで自分の時計を改めてレビューし、これまで一緒に過ごしてきた様々な出来事や思い出を共有できたらいいなと思いました。
私のような初心者の時計ユーザーにとって、初めての機械式時計にパネライを選ぶというのは、正直かなり大胆な選択だったと思います。
というのも、パネライは高級腕時計ブランドでありながら、そのルーツは軍用時計にあり、デザイン性よりも機能性を重視した、大型でタフな時計を作ってきたブランドだからです。
それでもなぜ、私は初めての機械式時計として ルミノールドゥエPAM01508を選んだのでしょうか。
このブログでは、その理由について、良かった点もそうでなかった点も正直にお話ししていきます。
是非最後まで読んで、この選択に至った道のりを見届けてください！
はじまり：Luminor Due PAM01508 との出会い
ルミノールドゥエPAM01508 は、パネライの2024年コレクションの一部として発表されました。
新たに改良されたテーパードのメタルブレスレットを採用し、快適な装着感と高い実用性を実現しながらも、「パネライらしさ」をしっかりと感じさせてくれるモデルです。
一見すると、PAM01508 はとてもシンプルな自動巻き時計で、日付表示とスモールセコンドを備えているだけです。
文字盤も、オフホワイトのサンブラッシュ仕上げに、ベージュのインデックス、ゴールドカラーの針という、特別に派手なデザインではありません。
しかし実は、まさにそのシンプルさこそが、私が時計に求めていたものでした。
私には、理想の時計に対して3つの条件があります。
- 機能性：仕事でもプライベートでも使えること
- 着けやすさ：自分のファッションスタイルに自然に馴染み、既に持っている服と合わせやすいこと
- 想い入れ：シンプルでありながら個性があり、今の自分にも、そして将来世代を超えて受け継げるタイムレスなデザインであること
PAM01508 は、これら全てを満たしており、私がラグジュアリーウォッチに求めていた「シンプルさ」と「実用性」を見事に両立していました。
しかし、最終的にこのモデルを選ぶ決め手となったのは、やはりメタルブレスレットです。
新しいテーパードメタルブレスレットが、ツールウォッチのイメージの強いパネライに、まるでジュエリーのような上品さを加えている点が、とても気に入りました！
レビュー：初めてのパネライユーザーとしての正直な感想
購入した時期がちょうど冬に近づいていたこともあり、普段は長袖やコートを着る機会が多く、時計を見せることはあまり出来ませんでした。
ですが、結果的にはそれが良かったのだと、すぐに気づきました。
なぜかというと、時計を守るための「もう一枚の保護層」になっていたからです。
案の定、使い始めて最初の数週間は、新品の時計を様々な場所にぶつけてしまうことが何度もありました。
その時に感じたのが、PAM01508 の唯一の欠点とも言える「ゴツさ」と「重さ」です。
パネライを選ぶ以上、一般的な時計よりも大きなケースサイズになることは覚悟していましたし、メタルブレスレットを選べば、レザーストラップモデルよりも重量が増すのは当然です。
とはいえ、これらを欠点と呼ぶのは少し大げさで、むしろ自分自身の経験不足によるものだったと思います。
皮肉なことに、その経験不足のおかげで、パネライの圧倒的な耐久性と作り込みの良さを実感することが出来ました。
最初は気になっていた重さも、次第に「これは本物のラグジュアリーウォッチを身に着けている」という安心感へと変わっていきました。
また、38mmというケースサイズは、これまで44mm以上でしか味わえなかった、パネライ特有のクッションケースの美しい曲線を、とてもバランスよく表現してくれています。
まとめ：これまでの思い出、そしてこれからの物語
この1年の間に、PAM01508 と共に色々な場所へ出かけ、数え切れないほどの思い出を作ることが出来ました。
母国へ帰る旅に連れて行ったこともあれば、日常の何気ない瞬間にも、常に腕元にはこの時計がありました。
PAM01508が側にいてくれたからこそ、自分に自信が生まれ、積極的に外へ出て、新しい世界を見に行けたのではないかそんなふうに思うこともあります！
世界中から訪れる様々なお客様と出会い、さらに同じパネライを愛する仲間たちとつながり、ブランドへの情熱を共有できたことも、大きな喜びでした。
パネライは、製品の品質だけでなく、それを支えるコミュニティも大切にしているブランドだと感じています。
だからこそ、初めての機械式時計としてパネライを選んだ自分自身を、心から褒めたいです💖
それでは、今回のブログはここまでとなります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
皆様の愛用時計との出会いのお話も、是非聞かせてください！
パネライ金沢ブティックにお気軽にお越しいただき、あなただけの一本を見つけるお手伝いができれば嬉しいです。
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