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トップガン-その栄光とブライトリング

野口 浩一

こんにちは、元戦闘機パイロットの野口です。

今日は時計とは少しかけ離れますが、トップガンについて書いてみます。

 

通称「トップガン」

映画の冒頭にも出てきますが、「The navy calls Fighter Weapons School. The flyers call Top Gun.」

 正式名称は、ファイター・ウェポンズ・スクール(以下、FWSと書きます。)といい、戦闘機パイロットたちに俗称としてトップガンと呼ばれています。このスクールに入ることができたのは、米海軍の中でも超優秀なパイロットのみでした。そのため、ベトナム戦争時その被撃墜率の高さから、これに対処すべく急遽新しい武器の戦闘法を研究するためのFWSの学生に、空中戦を徹底的に教えました。これがトップガンの始まりです。その成果は如実に現れ、ベトナム戦争での撃墜率を大幅に上げました。この成果から米海軍にならい、西側諸国の空軍もこのスクールを作りました。もちろん、航空自衛隊も持っています。

 今は、小松基地にFWSはありますが、私が現役の時は、今は無き宮崎県の202飛行隊にありました。私は、そこでFWSの教官をし、最終的にはコマンダーまでやりました。
 このスクールは先ほども書いたとおり、新しい空中戦闘法を研究するのが主目的です。したがって、入校してくるパイロットも各飛行隊から選抜された優秀なパイロットのみです。ちなみに、航空自衛隊でこのスクールに入ることができるのは年間4名だけという、とても狭き門なのです。
 ここの学生の装着率の高かった時計が、ブライトリングのナビタイマーでした。
 理由こそ聞いたことはありませんでしたが、おそらく信頼できる時計だったのでしょう。優秀な職人ほど、優秀な道具を選ぶといいます。そんな優秀なパイロットが腕に装着していたのがナビタイマーなのです。

 過酷な環境下でも確実に時を刻むB01、コックピットでいかなる場所にぶつけようとも大きな傷1つつかない頑丈なケース。いざというときに速度や燃料の計算ができる航空計算尺。どれをとってもこれ以上の航空時計はないと思います。
 たとえ飛行機に乗らなくても、信頼のおける時計を腕に装着する満足感を感じ取っていただけるのではないかなと思います。
 ブライトリングブティック金沢では、すべての時計を試着することができます。私が一押しするナビタイマーをぜひ試着して、その格好良さや腕に吸い付くブレスレットの感触を感じ取っていただきたいと思います。

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