

皆さま、こんにちは(^^)
WINGイオンモール白山店の石橋です。
今回はイオンモール白山店、小松店、金沢店、富山店にて取扱い中の
「クエルボ・イ・ソブリノス」を簡単にではありますが、ご紹介したいと思います♫
クエルボ・イ・ソブリノスは143年前の1882年、キューバのハバナで設立されたブランドで、
1864年にハモンバ中心部にラモン・クエルボが宝石店を開いた事で始まりました。
1882年、ラモンのソブリノス(ソブリノス=孫)が店の経営を引き継ぎ、
La Casa(ラ・カーサ)という小さな貴金属店として創業後、
創業者ラモン・イ・クエルボの甥であるアルマンド・リオ・イ・クエルボと
その兄弟達が経営を手伝うことになり、店名を“クエルボとその甥達”という意味である
「クエルボ・イ・ソブリノス」に変更。
その後はハバナで大成功を果たした事をきっかけに
一族はヨーロッパにおけるビジネスの要所である
パリ、ドイツ、スイスに店舗を進出します。
そして自社の創作に加えて、同社は世界の時計ブランドを販売し、
1940年代の初めには文字盤内の時計のモデルをカスタマイズすることにより、
ロレックスとパテックフィリップメゾンとのコラボレーションを開始。
著名人の間では「一度は必ず訪れるべき店」と謳われるほどの有名ブランドへと成長します。
19世紀末〜20世紀初頭にカリブ海の真珠とも謳われたハバナは絶頂期を迎え
「憧れの街」となり、冒険家や船員はいうまでもなく、
知識人、ビジネスマン、世界の名士が集う場で、文学、科学、映画、政治といった
舞台で活躍する国際的な大物たちは皆、ハバナを訪れる際には
必ず小さな高級宝飾店でクエルボ・イ・ソブリノスの発祥店であるLa Casaに
集まるのがステイタスとなっていたそうです✨
旧店舗の地下室から見つかった顧客名簿や写真ではヘミングウェイ、
カールソー、ゲーブル、元英国首相チャーチル、
アインシュタインまでもがクエルボ・イ・ソブリノスの熱烈な顧客として、
その名を連ねていたというから驚きです(°_°)!
そんなクエルボも1950年代からのキューバ革命の混乱の波に飲み込まれてしまい、
1960年代には一時休眠状態となってしまいます…😖
しかし、それから約40年の月日を経た2001年、
オールドウォッチの専門家ルカ・ムズメキと、現社長であるマルツィオ・ヴィラ氏によって
クエルボ・イ・ソブリノスは現代に蘇ることとなります😲✨❕
そして143年経った今でも、かつてのブランドのエッセンスである、
「ゆっくりと流れる時が豊かで穏やかなライフスタイルを生み出す」という
カリビアンカルチャーはしっかりと取り入れられており、
現在は「スイスのハートにキューバのスピリット」と表現されるブランドとなっています💛
キューバ発祥のスイス時計ブランド、クエルボ・イ・ソブリノスを
是非一度店頭にてご覧ください😄🎵