1984年に、石川県小松市にカーショップとして誕生しました。
それは、高度成長の車社会の真っただ中でした。
その中で、量販店しか存在しないカー用品店に、疑問を持ち
専門店の模索が始まりました。
自分が納得できて、永続的な本物の価値観を持った物。
イコール自分自身の責任と信頼にあると気付きました。
市場は、有るものにあらず創り出すことだと考えました。
ですから、必然的に本物志向と顧客の本質的な満足を
求める商いの始まりでした。
流行でなく、必然でなく、物ありきでなく、魂を賭ける物は
数もなく、理解していただけない時期も長く続きました。
商いの本質的な意味や弊社の存在意義を追い求めました。
その時に、原点の物ありきでなく、人ありき。と自分が自覚します。
その後、カー用品の扱いがメーカーの破綻や量販志向に移り
ブライトリングとの出会いがありました。
当時は、年間数百本にも満たない時計ブランドでしたが
何か心を動かす、夢やロマンを感じていた自分がいたことは
今でも鮮明に覚えています。
機械式腕時計で、車のメカニカルなパーツの輝きが
計器としてのブライトリングには、ステンレスの輝きの中に
物としての塊が
これからの時代を投影している自分がいました。
売れる、売れない。
もちろん全く考えていませんでした。
売りたい。広めたい。この想いを分かってもらいたい。
そんな気持ちしかありませんでした。
心はそれ以上でもなく、それ以下でもない。
対価の無い自分と向き合っていたと思います。
そして、時計屋としては、同時に人生という時間を知るための時計を商いさせて頂いているという事は、私という存在が無くなるとも
時計には、喜びの時、決断の時、成功の時、苦難の時、など、
その人の歴史は、時代を越して残ります。
人生の中、腕で共に時間を過ごす分身として残り、受け継いでいく事を
見守り続ける事が使命だと思っております。
この北陸の地で、商いをさせて頂き今年で28年、WINGグループでは、時計を取り扱い23年。
2002年に金沢店で『スピリット オブ ブライトリング』をオープンさせて頂き、小松、金沢、富山と皆様に愛される店作りを目指しております。
各店とも、個々の個性を持つ、人材がお待ちしております。
各店の共通は人生の友となる本物と、人ありきの弊社であり続ける事をお誓い申し上げ、ウイングの原点とさせていただきます。
今後とも末長い、ご贔屓賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
2011年4月吉日 代表取締役 石橋喜代志